(前列左より)オレンジページ 三上綾子氏、松本知子氏、高谷朋子氏
(後列左より)jeki 土屋映子、荒井麗子、高野裕美、澤裕貴子、河野麻紀
こんにちは。イマドキ家族のリアルを伝える「イマファミ通信」担当、イマドキファミリー研究プロジェクトチームです。
この度、イマドキファミリー研究プロジェクトは、オレンジページ「次のくらしデザイン部」と、『イマドキ家族の食事に関する共同研究』を行いました。
イマドキファミリー研究プロジェクトでは、これまでに共働き家族を中心としたイマドキ家族の実態やメディア接触について調査を行ってきました。その結果から、時間的な余裕がないなかでも夫婦で家事をシェアしたり、積極的に情報収集し、自ら情報を発信するといった共働き家族ならではの特徴が見えてきました。そんなイマドキ共働き家族において、日常生活で欠かすことのできない食事に関しても、イマドキならではの価値観や工夫があるのではと考え、今回は、「食事」に着目しました。
そこで、食事といえば生活情報誌『オレンジページ』!「食」に関する多くの知見を持つオレンジページ「次のくらしデザイン部」とタッグを組み、『イマドキ家族の食事に関する共同研究』を実施いたしました。
オレンジページ「次のくらしデザイン部」について
失敗なく作れるレシピ情報が支持されている生活情報誌『オレンジページ』の読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた“くらしの目利き”たちが数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集め、みなさんのくらしが豊かになるヒントや、<次のくらし>を読み解く活動をしています。
イマドキの食事の支度事情に迫る!
今回は、長子が満1歳~小学校4年生の子供を持つ共働きママ、専業主婦ママを対象に、①夕食の実態と支度に関する調査、②夕食の食卓写真分析、③朝食・夕食の9日間の写真日記調査を行いました。これらをイマドキファミリー研究プロジェクトのこれまでの調査やメンバーの知見を基にした分析と、オレンジページの「次のくらしデザイン部」や編集部と連携した分析から、イマドキ家族の食事事情を多角的に捉えました。


オレンジページ「次のくらしデザイン部」との分析ワークショップ
今回調査から見えてきたのは、家族への心遣いとアイデアが満載の日々の食卓。食事の支度に負担を感じながらも、液体のおかずの素やレトルト食品など“お助け食品”を上手に活用していることが明らかになりました。さらに、“お助け食品”を使う人ほど料理好き、というイマドキな価値観も浮かび上がってきました。次回からは、調査結果の詳しい内容を紹介していきます。
『イマドキ家族の食事に関する共同研究』
jeki「イマドキファミリー研究プロジェクト」とオレンジページ「次のくらしデザイン部」共同で長子が満1歳~小学校4年生の子供を持つ共働きママ、専業主婦ママを対象に食事に関する調査・分析を実施。
①夕食の実態と支度に関する調査
②夕食の食卓写真分析
③朝食・夕食の9日間の写真日記調査
高野 裕美 イマドキファミリー研究所リーダー/シニア ストラテジック プランナー
調査会社やインターネットビジネス企業でのマーケティング業務を経て、2008年jeki入社。JRのエキナカや商品などのコンセプト開発等に従事した後、2016年より現職。現在は商業施設の顧客データ分析や戦略立案などを中心に、食品メーカーや、子育て家族をターゲットとする企業のプランニング業務に取り組む。イマドキファミリー研究プロジェクト プロジェクトリーダー。