成長しても一緒に出かけたい!共働きママは子供とのお出かけに積極的

イマファミ通信 VOL.26

こんにちは。イマドキ家族のリアルを伝える「イマファミ通信」担当、イマドキファミリー研究プロジェクトチームです。
2019年度はVOL.25で紹介した「ママの買い物調査」のほかに、「共働き家族のお出かけ調査」も実施。共働きの家庭が増え、子供と一緒に過ごす時間が限られている中での子供とのお出かけの実態や意識などについて、長子が中学生までの共働きパパ/共働きママ/妻が専業主婦のパパ/専業主婦ママに調査しました。
今回は、この調査結果の中から、共働きのお出かけ実施率について紹介しましょう。
※以下、 「共働きママ」は、自身及び夫がフルタイムで働いている、長子が中学生以下のママを指します。

共働きママは子供との旅行・日帰りのお出かけに積極的

まずグラフAを見てみましょう。これは直近1年間の長子とのお出かけ実施率と平均回数を、お出かけ先別にグラフにしたものです。実施率を見ると、いずれのお出かけについても、共働きママの方が専業主婦ママよりも高くなっていることがわかります。特に差が大きいのは、「海外旅行」「日帰り:映画・ショー・観劇」 「日帰り:アウトドア」「日帰り:美術館・博物館」で、いずれも共働きママは専業主婦ママより10ポイント以上高くなっています。また、年間の平均回数についても、お出かけ先に関わらず共働きママの方が回数が多いという結果になりました。

共働きママは子供の年齢が上がっても一緒にお出かけする傾向

次に、子供(長子)の年齢によって日帰りのお出かけ実施率に違いがあるかどうかを見てみます(表B)。専業主婦ママでは長子の年齢が上がり中学生になるといずれのお出かけ先においても実施率が下がる傾向がみられました。一方で共働きママでは、長子が小学校4~6年生から中学生にかけての実施率は、専業主婦ママほど顕著な減少傾向は見受けられません。さらに長子が中学生になってからのお出かけ実施率について、共働きママと専業主婦ママを比較したところ(グラフC)、いずれのお出かけ先においても共働きママの方が実施率が高く、年間平均回数についても共働きママと専業主婦ママでは大きな差がみられました。

以上の結果から、共働きママは子供とのお出かけに積極的で、子供の年齢に関わらず一緒にお出かけをしていることがわかりました。幼少期だけではなく中学生になった子供とも一緒にお出かけ。共働きママは平日に子供と過ごす時間が少ない分、週末や休暇中のお出かけがコミュニケーションの場となるため、子供が成長しても変わらず一緒にお出かけする傾向があるのかもしれません。
今回の「共働き家族のお出かけ調査」をもとに、家族・子供とのお出かけから見える新たな家族像、お出かけのニーズや実態などを、次回以降でさらに紹介していきます。

調査概要
2019年度 『共働き家族のお出かけ調査』

  • 調査地域 : 東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県(東京駅を中心とする40km圏)
  • 調査方法 : インターネット調査(調査会社のパネルを使用)
  • 調査対象 : 中学生以下の長子がいる25~59歳の既婚男女 1000ss
    夫婦同居であること。親同居者は除外。(女性側の勤務形態と子供の年齢で割付)
  • 調査期間 : 2019年7月5日(金)〜8日(月)

上記ライター河野 麻紀
(ストラテジック プランナー)の記事

イマファミ通信

イマドキファミリー研究プロジェクトでは、働き方や育児スタイルなど、子育て中の家族を取り巻く環境が大きく変化する中で、イマドキの家族はどのような価値観を持ち、どのように行動しているのかを、定期的な研究により明らかにしていきます。そして、イマドキファミリーのリアルなインサイトを捉え、企業と家族の最適なコミュニケーションを発見・創造することを目的としています。

[活動領域]

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  • 高野 裕美
    高野 裕美 イマファミ研 プロジェクトリーダー/シニア ストラテジック プランナー

    調査会社やインターネットビジネス企業でのマーケティング業務を経て、2008年jeki入社。JRのエキナカや商品などのコンセプト開発等に従事した後、2016年より現職。現在は商業施設の顧客データ分析や戦略立案などを中心に、食品メーカーや、子育て家族をターゲットとする企業のプランニング業務に取り組む。イマドキファミリー研究プロジェクト プロジェクトリーダー。

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    荒井 麗子 イマドキファミリー研究プロジェクト ストラテジック プランナー

    2001年jeki入社。営業職として、主に商業施設の広告宣伝の企画立案・制作進行、雑誌社とのタイアップ企画などに従事。2011年より現職。現在は営業職で培った経験をベースに、プランナーとして商業施設の顧客データ分析や戦略立案などのプランニング業務に取り組んでいる。

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    澤 裕貴子 イマドキファミリー研究プロジェクト シニア ストラテジック プランナー

    2002年jeki入社。商業施設の戦略立案などのプランニング業務に従事し、 その後アカウントエグゼクティブとして広告宣伝の企画立案・制作進行などの業務を担当。 2011年より現職。現在はJRやJRグループ会社の調査やコミュニケーション戦略立案などを中心に、 プランニング業務に取り組む。

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    土屋 映子 イマドキファミリー研究プロジェクト ストラテジック プランナー

    2004年jeki入社。営業職として、主に企業広告のマスメディアへの出稿などの業務に従事。2009年より現職。現在は商業施設の顧客データ分析や戦略立案などを中心に、プランニング業務に取り組んでいる。

  • 河野 麻紀
    河野 麻紀 イマドキファミリー研究プロジェクト ストラテジック プランナー

    2008年jeki入社。ハウスエージェンシー部門のプランニング業務に従事した後、営業局、OOHメディア局を経て、2017年より現職。現在は営業・メディアで培った経験を活かし、再びプランニング業務に取り組んでいる。