
移動の未来について考えながら“新しい移動”を構想するプロジェクトチーム「Move Design Lab.(MDL)」は、18~79歳の男女1,000人に対し、「今月のお出かけ意欲」を得点化してもらう調査を毎月実施しています。
お出かけ意欲は、先月に引き続き上昇。
7月のお出かけ意欲指数は5.95点(10点満点)。 前月(2019年6月)から+0.05ポイントの増加という結果になりました。対前年同月比でみても+0.11ポイントでプラスという結果に。

全国的に遅れる梅雨明け。その一方で、お出かけ意欲は向上
観測史上初の6月梅雨明けを記録した平成最後の夏(※関東甲信地方)と打って変わって、令和の今年は梅雨明けが遅れている模様。全国的にぐずついた天気が続いています。その一方で、目的別お出かけ意欲指数は、すべての項目で昨年同月を上回る結果になりました。

特に、「グルメ」「友人に会う」「癒やし」で大きな伸びが見られます。これらの理由をひも解いてみると、「梅雨でほとんど出かけていないので、早くどこか行きたいです(女性30代)」、「マンネリ気味なので、少しは遠出したいな、と思いました(女性40代)」、「家にずっといるのは、しんどい(30代女性)」など、連日の雨で行動が制限され、次第にストレスが溜まり、結果としてそれが“お出かけ意欲”を高めることになっているようです。
また、「楽しいことがしたい。夏だから海やキャンプに行きたい。(女性30代)」、「夏は出かけたい(男性20代)」など、間近に迫る“夏”という季節に、大きな期待を寄せる声も多く聞かれました。
梅雨明けまでもう少し。晴れの日を待ち望んだ人々の一斉Moveが起きるかもしれません。皆さまの夏のお出かけの予定は、もうお決まりですか。
五明 泉 Move Design Lab代表/恵比寿発、編集長
1991年jeki入社。営業局配属後、通信、精密機器、加工食品、菓子のAEを歴任、「ポケットモンスター」アニメ化プロジェクトにも参画。2014年営業局長を経て2016年よりコミュニケーション・プランニング局長。