
移動の未来について考えながら“新しい移動”を構想するプロジェクトチーム「Move Design Lab(MDL)」は、18~79歳の男女1,000人に対し、「今月のお出かけ意欲」を得点化してもらう調査を毎月実施しています。
お出かけ意欲は、3ヶ月ぶりに微増。
2019年6月のお出かけ意欲指数は5.90点。前月(2019年5月)から0.20ポイントの増加という結果になりました。4、5月と2ヶ月連続で微減していましたが、移動控えの反動なのでしょうか。ただし、昨年(2018年6月)と比較すると運動・レジャー・旅行への意欲は減少傾向です。お出かけをしたい理由を見ると、「ゴールデンウィークはずっと仕事だったので」「リフレッシュしたいから」「ストレス発散」とのこと。連休後で祝日もなく、梅雨にも入る6月には、むしろお出かけすることで気分転換を図りたいのかもしれません。


60、70代は6月ならではの季節のお出かけをする。
それでは、6月にお出かけを予定している方はどのくらいいるのでしょうか。レジャーや旅行など特別なお出かけの有無を聞いたところ、ある24.8%、ない75.2%という結果になりました。年代別でみると、あるが60代で34.2%、70代で37.2%と、多くなっていました。
行先を聞いてみると、冠婚葬祭や友人・家族に会うためといったほか、テーマパーク、ライブ、フェス、温泉、沖縄や京都への旅行など、様々なアクティビティがあります。60、70代では、バラやアジサイを見に行ったり、サクランボ狩り、尾瀬トレッキングなど、季節を感じるようなお出かけを予定しているようです。
6月は梅雨だったり祝日もなかったりと、お出かけに不向きというイメージがありますが、6月だからこそのお出かけもあるのかもしれません。

※調査手法:インターネット調査
※調査対象:18~79歳の男女1,000人
※調査期間:2019年5月31日~6月2日
五明 泉 Move Design Lab代表/恵比寿発、編集長
1991年jeki入社。営業局配属後、通信、精密機器、加工食品、菓子のAEを歴任、「ポケットモンスター」アニメ化プロジェクトにも参画。2014年営業局長を経て2016年よりコミュニケーション・プランニング局長。