移動の未来について考えながら“新しい移動”を構想するプロジェクトチーム「Move Design Lab(MDL)」は、18~79歳の男女1,000人に対し、「今月のお出かけ意欲」を得点化してもらう調査を実施。その結果を「Move Mind Index(MMI)」として、毎月発信していきます。MMI調査では、生活者のお出かけ意欲を「最もお出かけしたいを10点、最もお出かけしたくないを0点」として聴取しています。
2018年2月のお出かけ意欲(移動意欲指数)は10点満点中5.64点でした。2017年8月に調査を始めて以来最低値だった前月と比べて+0.1ポイントと若干の増加となりました。お出かけ意欲の回答理由をみると、年度末に向けて仕事が忙しくなってきたこと、寒波の影響で外出できない日が続いたことでストレスを抱える人が多くみられました。
寒波・インフルエンザ……お出かけ意欲は溜まる一方
目的別にみると春休みを迎えた学生を中心に国内旅行の増加傾向がみられました。お出かけ意欲が高まっている傾向はありますが、回答結果の詳細をみてみると、「出かけたいけど……」といった歯切れの悪い回答がちらほら。お出かけ意欲は溜まっているものの、仕事の繁忙や寒波の影響、流行中のインフルエンザを理由に外出を控えそうな人が多い印象です。
歴史的寒波の襲来で冷え込む日々が続く日本列島。まだまだ春は遠く、しばらくは悶々とお出かけ意欲の溜まる日々が続きそうです。
<調査概要>
※調査手法:インターネット調査
※調査対象:18~79歳の男女1,000人に実施
※調査期間:2018年2月3日~4日
五明 泉 Move Design Lab代表/恵比寿発、編集長
1991年jeki入社。営業局配属後、通信、精密機器、加工食品、菓子のAEを歴任、「ポケットモンスター」アニメ化プロジェクトにも参画。2014年営業局長を経て2016年よりコミュニケーション・プランニング局長。