新刊『進化するイマドキ家族のニーズをつかむ 共働き・共育て家族マーケティング』発売
(ジェイアール東日本企画 イマドキファミリー研究所著)

イマファミ通信 <お知らせ>

子育て家族にモノを売りたい全マーケター、必携の一冊

共働き子育て家族の実態とプランニングのポイントを解説する『進化するイマドキ家族のニーズをつかむ 共働き・共育て家族マーケティング』(ジェイアール東日本企画 イマドキファミリー研究所著)が2月27日に発売となりました。ファミリー層に向けた商品開発やマーケティングコミュニケーションに取り組む方にお読みいただきたい一冊です。

2024年2月27日発売/四六判フルカラー・288P/定価:2,090円(本体1,900円+税)

本書で紹介する「イマドキ家族」データ例:
◉17歳以下の児童がいる世帯の74%は共働き
◉「夫婦で家計を管理する」若い世代が増加中
◉共働きママの4割が毎週冷凍食品を使っている
◉共働きママは朝食を固定化する
◉共働きパパの7割が風呂掃除をする
◉共働きママの幸福度は、パパの家事実施率で変わる
◉育休を取得したパパは「おうち時間」の充実に意欲的

昭和、平成、令和へと時代が変わり、社会全体が大きな変遷を遂げる中、家族の価値観やあり方もまた大きく変化しています。「共働き子育て家族」は、いまや圧倒的多数派になり、子どもを育てながらフルタイムで働く女性も増えました。政府は2023年に発表した「こども未来戦略方針」で「共働き・共育ての推進」を掲げ、男性育休の取得推進など、働きながら子育てをする夫婦のための種々の支援制度が急ピッチで整えられつつあります。

そんな中、マーケティングにおいても、従来型(昭和型の標準家族)の家族イメージでは、もはや新しい家族のインサイトを捉えきれなくなっています。本書は、約8年にわたる「首都圏在住のフルタイム共働き子育て家族」の研究を通じて明らかになったイマドキ家族(共働き共育て家族)のインサイトを伝え、プランニングのポイントを明らかにしていくものです。

今後増えることが確実な「男性が育休を取得した夫婦」の調査データについても詳細公開。

現在、そしてこれからの子育て家族を知りたいマーケター必携の一冊です。

本書で紹介する「イマドキ共働き夫婦」3分類

最新の共働き夫婦のパターンを、独自調査をもとに3つに分類。各夫婦パターンに紐づくさまざまなデータを元に、その実態をお伝えします。今後主流になる「ダブルス夫婦」について、特に重点的に解説しています。

第1章:変化する世帯スタイルとイマドキファミリーの価値観
・時代とともに変化した「女性が働くこと」への意識
・イマドキファミリーの生活サイクル
・若い世代に広がる「家計の管理は二人で」という意識
・買い物は「時短&効率化」
・物理的より「精神的に」時間がない?
・共働きパパたちは「家事・育児」への関与が高い

第2章:イマドキファミリーの「食」事情
・料理は好きだが「夕食づくりは負担」と感じるママたち
・「朝ごはんはとにかく手軽に」が共働きママの傾向
・スムーズな日常のために朝食のメニューは「考えない」
コラム:写真調査から見えてきた「料理が好きなのに負担」の理由
コラム:当事者目線で「おやつ調査」を読み解く

第3章:思考をアウトソーシングする「考えない戦略」に商機
・「考えない」は商品開発やコンセプト訴求の肝
・イマドキママの64%が「悩みごとも夫にシェアする」
コラム:共働きママのインサイトをもとに誕生した「万能液状みそ調味料」

第4章:「イベント」「おでかけ」「習い事」に見る、子ども消費の糸口
・母親たちの「イベント好き」 には理由があった
・休日のおでかけは「子のため」だけにあらず
・多少無理してでも「教育にはお金をかけたい 」

第5章:イマドキママのインターネット活用術
・共働き世帯とインターネットとの親和性
・共働きママは「一日3回」情報収集タイムをつくる

第6章:イマドキ「共働き・共育て夫婦」の現在地
・調査で明らかになったイマドキパパの変化
・イマドキ共働き夫婦「3パターン分類」
・これからの共働き夫婦像「ダブルス夫婦」
・育休取得がパパにもたらす意識変化
・イマドキファミリーの心をつかむ5つのポイント

第7章:未来の家族はこんな提案を待っている
・「やらなくてもいい 」 が新しい価値になる
・古い「父親・母親像」をリセットしよう
・イマドキファミリー攻略のためのチェックリスト

インタビュー
・「家族社会学 」 研究者に聞く
・シヤチハタ「子育て関連スタンプ」担当者に聞く
・シャープ「ホットクック」担当者に聞く
・積水ハウス 共働き世帯向け住宅(トモイエ)担当者に聞く

詳細・購入はこちら

Information

3月13日(水)イマドキファミリー研究所 高野が出演するオンラインセミナー開催
宣伝会議主催のオンラインイベント「アドタイ・デイズ春2024」にて、イマドキファミリー研究所リーダー・高野裕美が登壇する講演を開催します。本書の内容をベースにした30分の講演となります(16時10分〜16時40分。事前登録制、参加無料)。ぜひご参加ください。

お申し込み・詳細はこちら
https://www.event-forum.jp/sendenkaigi/days/2024/

イマファミ通信

イマドキファミリー研究所では、働き方や育児スタイルなど、子育て中の家族を取り巻く環境が大きく変化する中で、イマドキの家族はどのような価値観を持ち、どのように行動しているのかを、定期的な研究により明らかにしていきます。そして、イマドキファミリーのリアルなインサイトを捉え、企業と家族の最適なコミュニケーションを発見・創造することを目的としています。

[活動領域]

子育て家族に関する研究・情報発信、広告・コミュニケーションプランニング、商品開発、メディア開発等

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  • 高野 裕美
    高野 裕美 イマドキファミリー研究所リーダー/エグゼクティブ ストラテジック ディレクター

    調査会社やインターネットビジネス企業でのマーケティング業務を経て、2008年jeki入社。JRのエキナカや商品などのコンセプト開発等に従事した後、2016年より現職。現在は商業施設の顧客データ分析や戦略立案などを中心に、食品メーカーや、子育て家族をターゲットとする企業のプランニング業務に取り組む。イマドキファミリー研究プロジェクト プロジェクトリーダー。

  • 荒井 麗子
    荒井 麗子 イマドキファミリー研究所 シニア ストラテジック プランナー

    2001年jeki入社。営業職として、主に商業施設の広告宣伝の企画立案・制作進行、雑誌社とのタイアップ企画などに従事。2011年より現職。現在は営業職で培った経験をベースに、プランナーとして商業施設の顧客データ分析や戦略立案などのプランニング業務に取り組んでいる。

  • 澤 裕貴子
    澤 裕貴子 イマドキファミリー研究所 シニア ストラテジック プランナー

    2002年jeki入社。商業施設の戦略立案などのプランニング業務に従事し、 その後アカウントエグゼクティブとして広告宣伝の企画立案・制作進行などの業務を担当。 2011年より現職。現在はJRやJRグループ会社の調査やコミュニケーション戦略立案などを中心に、 プランニング業務に取り組む。

  • 土屋 映子
    土屋 映子 イマドキファミリー研究所 シニア ストラテジック プランナー

    2004年jeki入社。営業職として、主に企業広告のマスメディアへの出稿などの業務に従事。2009年より現職。現在は商業施設の顧客データ分析や戦略立案などを中心に、プランニング業務に取り組んでいる。

  • 河野 麻紀
    河野 麻紀 イマドキファミリー研究所 ストラテジック プランナー

    2008年jeki入社。ハウスエージェンシー部門のプランニング業務に従事した後、営業局、OOHメディア局を経て、2017年より現職。現在は営業・メディアで培った経験を活かし、再びプランニング業務に取り組んでいる。