移動の未来について考えながら“新しい移動”を構想するプロジェクトチーム「Move Design Lab(MDL)」は、18~79歳の男女1,000人に対し、「今月のお出かけ意欲」を得点化してもらう調査を実施。その結果を「Move Mind Index(MMI)」として、毎月発信していきます。MMI調査では、生活者のお出かけ意欲を「最もお出かけしたいを10点、最もお出かけしたくないを0点」として聴取しています。
2018年3月のお出かけ意欲(移動意欲指数)は10点満点中6.13点でした。前月と比べて+0.49ポイントと大きく増加しました。増加した理由の1つは気候の変化。「ぽかぽかと暖かい陽気になってくるはずなので、出かけたら楽しそう」といった春を待ち望んでいた声が多く挙げられています。ニュースでは桜の開花予想もみかけるようになり、春本番のような暖かな日も増えてきました。季節の変わり目の3月。停滞していたお出かけ意欲も上昇の兆しがみえてきました。
目的別にみると、買物を除いたいずれの項目でも増加傾向がみられました。特に大きく増加したのがレジャーと運動。年度末で繁忙がピークの中、遠出は難しく近場でリフレッシュしたいと考えている人が多いようです。
6割以上が休日に出かけないで後悔
もうすぐ4月。新年度を迎えるにあたり、何かと忙しい時期が続きます。休日は外出してリフレッシュしたいなあと思いながらも、仕事で疲れているし、外出の準備が面倒。結果1日中家でだらだらと過ごしてしまう。しかもパジャマ姿で。といった人も少なくはないでしょう。調査では「休日に出かければよかった」と後悔した人が66%という結果も出ています。
思い立ったが吉日。何かと面倒に感じることもあるかと思いますが、お出かけすればよかった……と後悔する前に、一歩外に出てみてはいかがでしょうか。新たな出会いや、新しい自分を発見し毎日の生活が大きく変わるきっかけになるかもしれませんよ。
※調査手法:インターネット調査
※調査対象:18~79歳の男女1,000人に実施
※調査期間:2018年3月3日~4日
五明 泉 Move Design Lab代表/恵比寿発、編集長
1991年jeki入社。営業局配属後、通信、精密機器、加工食品、菓子のAEを歴任、「ポケットモンスター」アニメ化プロジェクトにも参画。2014年営業局長を経て2016年よりコミュニケーション・プランニング局長。