みんな時間がほしい!共働きママの家事合理化とタイムマネジメント


こんにちは。イマドキ家族のリアルを伝える「イマファミ通信」担当、イマドキファミリー研究プロジェクトチームです。 VOL.3では、2016年度「共働き家族の実態調査」から、家事育児意識や家事実施時間に関する考察を紹介します。チームの活動とプロジェクトの目的についてはVOL.1の記事に詳しく掲載しているので、そちらもぜひお読みください。

多くのママたちに共通する「自分の時間=息抜きの時間がほしい!」

最初にママたちの育児意識について見ていきましょう(グラフA)。「子供を預けて、息抜きすることも必要だと思う」「自分の趣味や休息より子供のことを優先している」「時間に余裕ができると、できるだけ子供と向き合うようにしている」と答えたママはいずれも7割台と高く、そこに共働きママと専業主婦ママの違いは見られません。ライフスタイルは違っても、多くのママたちが子供を優先しながらも、息抜きの時間を必要としている様子がうかがえます。

続いて見ていきたいのがママたちの家事意識について(グラフB)。「家事の時間をできるだけ短くして子供と過ごしたい」「買い物に時間をかけたくない」「家事が楽になる機器は積極的に導入したい」という意識は、専業主婦ママに比べて共働きママに高い傾向があります。共働きママは、できるだけ家事を合理化して子供とコミュニケーションをとる時間を作りたいと考えているようです。

では、家事を合理化するための家電やサービスは、実際にどれくらい利用されているのでしょうか(グラフC)。家事の時短に直結する「食器洗浄機」「衣類用乾燥機」「ロボット掃除機」については、明らかに共働きママの利用率が専業主婦ママのそれを上回っています。やはり共働きママほど、家事負担を軽減するモノ・サービスを積極的に活用しているのですね。

貴重な時間を確保するために。共働きママのタイムマネジメント

家事負担の軽減に積極的な共働きママたち。彼女たちが、仕事のある平日にどのような時間帯にどんな家事を行っているかを調査したのが「共働きママの平日家事実施時間」(表D)です。やはり平日の家事実施時間帯は朝と夜に集中しているのがわかります。

掃除機掛け、洗濯物干しともに「7時台」がトップとなるものの、掃除機掛けは「18〜20時台」、洗濯物干しは「20〜22時台」に行う“夜家事”の割合も高くなっています。平日の朝5〜6時台に夕食作りを行う人も一定数見られるのも興味深いところ。忙しい日々の中で、例えば「夕食作りは朝、掃除機掛けや洗濯物干しは夜」というように、それぞれのスタイルに合わせて上手に家事時間を分散=タイムマネジメントしている様子がうかがえます。

毎日を忙しく過ごす中で、「自分の息抜きのための時間」「家事負担の軽減・タイムマネジメント」に対する意識が強い共働きママ。今後も、こうしたママたちのニーズに応えるあらゆるモノやサービスに、マーケット拡大のチャンスがあるのではないでしょうか。

■ 調査概要
「2016年度 共働き家族の実態調査」
・調査地域:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
(東京駅を中心とする40km圏)
・調査方法:インターネット調査(調査会社のパネルを使用)
・調査対象:末子年齢が0〜9歳の、25〜49歳の既婚男女1710ss
夫婦同居であること。親同居者は除外。
(女性側の勤務形態と子供の年齢で割付)
・調査期間:2017年2月10日(金)〜19日(日)

イマファミ通信

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イマドキファミリー研究プロジェクトでは、働き方や育児スタイルなど、子育て中の家族を取り巻く環境が大きく変化する中で、イマドキの家族はどのような価値観を持ち、どのように行動しているのかを、定期的な研究により明らかにしていきます。そして、イマドキファミリーのリアルなインサイトを捉え、企業と家族の最適なコミュニケーションを発見・創造することを目的としています。

[活動領域]

子育て家族に関する研究・情報発信、広告・コミュニケーションプランニング、商品開発、メディア開発等

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  • 高野 裕美

    コミュニケーション・プランニング局  シニア・ストラテジック・プランナー
    調査会社やインターネットビジネス企業でのマーケティング業務を経て、2008年jeki入社。プランナーとしてエキナカ開発や製品コンセプト開発等に従事した後、2016年より現職。現在は商業施設の顧客データ分析や戦略立案などを中心に、プランニング業務に取り組む。イマドキファミリー研究プロジェクト プロジェクトリーダー。

  • 荒井 麗子

    コミュニケーション・プランニング局  ストラテジック・プランナー
    2001年jeki入社。営業職として、主に商業施設の広告宣伝の企画立案・制作進行、雑誌社とのタイアップ企画などに従事。2011年より現職。現在は営業職で培った経験をベースに、プランナーとして商業施設の顧客データ分析や戦略立案などのプランニング業務に取り組んでいる。

  • 土屋 映子

    コミュニケーション・プランニング局  ストラテジック・プランナー
    2004年jeki入社。営業職として、主に企業広告のマスメディアへの出稿などの業務に従事。2009年より現職。現在は商業施設の顧客データ分析や戦略立案などを中心に、プランニング業務に取り組んでいる。

  • 河野 麻紀

    コミュニケーション・プランニング局  ストラテジック・プランナー
    2008年jeki入社。ハウスエージェンシー部門のプランニング業務に従事した後、営業局、OOHメディア局を経て、2017年より現職。現在は営業・メディアで培った経験を活かし、再びプランニング業務に取り組んでいる。